豊川稲荷東京別院

豊川稲荷東京別院 神社

豊川稲荷東京別院

赤坂にある豊川稲荷東京別院。正式名「妙嚴寺(みょうごんじ)」、山号を圓福山(えんぷくざん)とする曹洞宗の寺院です。
稲荷ときいて狐の神様を祀る神社と思うかもしれませんがこちらは寺院になります。
豊川稲荷で祀られているのは豊川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)さま。商売繁盛や金運上昇など御利益にあずかろうと多くの参拝客が訪れる寺院。赤坂という土地柄、芸能人も多く訪れる人気のパワースポットです。

豊川稲荷東京別院

仏教のお稲荷さん

稲荷とありますが神社のお稲荷さんとは由来が異なります。
仏教のお稲荷さんである荼枳尼天は、元々はヒンドゥー教の女神ダーキニーが由来。
ダーキニーは人の肉を食べる夜叉で、本来とても恐ろしい神様です。
ですが仏教と習合してしていく中で、大日如来の導きによって善神・天部となります。
稲穂を担い、白い狐に乗った天女の姿をしていますが、神道の稲荷信仰とも習合していく中でそのように表されるようになりました。
広くお稲荷さんといっても神社系とお寺系で大別できるんですね。お寺系のお稲荷さんは概ねこの荼枳尼天が祀られています。

お稲荷さんは怖いと言われる理由

お稲荷さんは怖い、信仰をやめたり、粗末にすると祟られると言われたりします。特に荼枳尼天はそうしたイメージがあります。実際のところどうなのでしょうか。
元々の由来であるダーキニーが恐ろしい神様だから、ということだけが理由ではないと思います。
仏教でいうところの真言というものはご利益がある一方で恐ろしい面があります。これはいわゆる呪術・呪法と呼ばれるもの全般がそうだと言えます。
呪法の中には即効性のあるものが多くあります。
仏教の多く、特に密教は真言によって現世の利益を願うものでありますから、物凄いパワーがあるとされます。
その反面、信仰を止めると損害を被ったり、自分だけでなく身内まで影響が及ぶものもあると言われます。
安易に、生半可な気持ちで信仰してはいけないというのは、そういう理由もあると思います。とてつもない恩恵を受けられる反面、リスクもあるということです。

豊川稲荷東京別院

豊川稲荷を参拝し感じたもの

入った瞬間に独特の重い雰囲気を感じます。
神社ではよく冷気というか、どこか透明で冷たいものが肌にまとわりつくような、すり抜けていくような感覚を覚えることがあります。
ここは、それとはまた異質な気を感じます。鈍みというか重みのある空気を肌で感じました。

境内は多くの参拝客で賑わっていました。どうも人の願いや思いなど気が入り混じって渦巻いてるような雰囲気があって、そういったものを感じたのかもしれません。
紺色のようなイメージが思い浮かんできます。心が洗われるとか気が浄化されるというよりも、混沌とした人の気を感じるというか、大小様々な願いがそこに重たい空気として集まっている感じ
人々のそうした思いのエネルギーと信仰の深さをお稲荷様が選別して、お願いを叶えるかどうか判断していってるのかなぁと、そんなふうに感じました。
荼枳尼天様は気軽な気持ちで参拝してはいけないという先入観がありましたが、境内で肌で感じたのも正にその感覚。畏怖の念を抱きました。
襟を正して、本殿にご挨拶とお招きいただいたお礼をして参拝を済ませました。
伏見稲荷や他の神社と比べても独特な空気の重さを感じる場所でした。豊川にある本院でもそういう感覚を受けるか興味があります。いつか行ってみたいところです。

参拝後、近くのフランス風カフェで一服。この後、八王子方面から諏訪大社へ向かいます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました