諏訪大社四社参り

諏訪大社 神社

諏訪大社四社参り

信濃国一之宮である諏訪大社。諏訪湖の周囲に上社前宮本宮下社春宮秋宮の四社があります。
これら四つの神社をめぐる諏訪大社四社まいりに行ってきたのでその様子を話したいと思います。
本殿は前宮にあり、あとの社は自然そのものが御神体になります。自然崇拝という古来からの信仰の形を今に伝える日本最古の神社の一つです。
四つの神社に格式の優劣はなく、めぐる順番も決められていません。もちろん一社だけでも大丈夫。
こういったある意味でルールのない自由さって神道・自然信仰の素晴らしいところだなって思います。

御祭神は前宮に八坂刀売神(やさかとめのかみ)、本宮に建御名方神(たけみなかたのかみ)、春宮秋宮は建御名方神八坂刀売神八重事代主神(やえことしろぬしのかみ)が祀られています。

アクセスとしては、上社の前宮と本宮はJR茅野駅が、下社の春宮と秋宮はJR下諏訪駅が最寄りとなります。
上社と下社は駅二つ分の距離があり、上社は諏訪湖からも少し距離が離れています。どうも昔の諏訪湖は今よりも水位が高く湖面積も大きかったようで、その両端の湖畔に上社と下社が位置していたんでないかといわれています。

参拝計画を立てて前日入り

四社すべてをめぐる必要はなく、順番も決まっていません。気の赴くままに参拝といきたいところですが、そこはやっぱりコンプリートしたいです。
はるばる遠方から参拝にいきますのでしっかり計画を立ててめぐる順番も決めました。

前日に、赤坂の豊川稲荷東京別院参拝後、八王子方面から電車を乗り継ぎ長野県までやってきました。夜に茅野駅に到着、近くのホテルに前泊します。
早朝から動き出して午前中の内に四社全て参拝することに決めました。巡り方は、上社前宮、本宮、そして下社春宮、秋宮という順番。

上社前宮

6時前に宿を出て徒歩で前宮へ向かいます。気温は-5℃とありましたが、そこまで寒く感じない。むしろ頭がスッキリとして身が引き締まる感じでした。
Googleマップを頼りに彼は誰時(かわたれどき)を歩きます。6時30分頃に前宮に到着。

日の出が6時51分なので、少し待ちます。
澄んだ空気に透き通る音、風は静かで水が勢いよく流れていく音が心地よい。

前宮の狛犬には大きさもさることながら立派なツノが生えているのが特徴。
一角獣、獅子、空想上の生き物なのか一般に考えられている犬とは違う生き物のようです。

せっかくなので日の出時刻まで待って参拝しました。
朝の静けさの中、柏手打つと社を囲む大木の隙間から鳥の鳴き声が聞こえてきました。
眠っていた鳥を起こしてしまったか。
朝の新鮮な空気を目一杯に吸い込んで次の社へ向かいます。

7時前に本宮を目指して出発。息がすごく白いけれど、体の芯まで冷えてなくて冷気が心地よい。
風がないとだいぶ違うのか。気温や風だけでなく湿度とか高度、盆地の気候もあるのかなと思いました。

上社本宮

本宮参拝。脇の鳥居からの景色。朝陽のエネルギーが木々を通り抜けて体に降り注いでくるようでした。


朝7時過ぎ、社叢に覆われた少し暗めの回廊を歩いていきます。
日常では味わえない感覚。神様の世界に浸りながら拝殿へ向かいます。


朝からちらほらと参拝客もいました。格好からすると地元の方のようでした。
家の近所にこんな素晴らしいパワースポットがあるのはうらやましい。
7時30分頃に神社を後にして、一旦ホテルへ戻りました。朝食を食べてすぐに準備をしてチェックアウト。9時24分の松本行きに乗りJR下諏訪駅を目指します。

下社春宮

春宮に着きました。耳と頬に外気の冷たさを感じながら歩いてきました。冬のピンと張り詰めた空気が実に気持ちいい。

社叢の匂いが鼻の奥に届く。冷たい木々の香りを鼻の奥で感じながら境内を散策します。

焚き火があったかくて最高でした。ほんと生き返る。

この木からふっとパワー・エネルギーが吹いてくるように感じてしばらく佇んでいました。
一段と冷気というか透き通った風みたいなものを感じました。
個人的に春宮好きだなぁと思いました。

10時30分頃、春宮を発ちます。

山々のエネルギーが盆地に集まってる感じがする。寒いけど穏やかな日の光を感じます。

下社秋宮

秋宮は暖かい雰囲気がありました。人で賑わってたのもあるけど、人の声とか体温とかエネルギーが境内の空気と混ざって、こう神域が息づいてるような雰囲気を感じました。


エネルギーの感じる場所へ。気持ちいい風が吹いてくる方、ひんやりした方へ、直感のまま誘われるようにその場所を見つけます。
何かを感じる場所でたたずみながら感覚を研ぎ澄ませる。そんな楽しみ方をしていました。

四社めぐりを終えて

本宮は立派で回廊が印象的でとても素敵でした。少し薄暗い中で心静かになれる瞬間、時空を越えたような現実世界を忘れられる場所でした。
一番最後に行った秋宮は季節的にも一番賑わっていて華やかな色を感じました。
始まりの地、前宮では生き物の目覚めを感じる参拝を味わうことができましたし、春宮の焚き火の匂いと、風に誘われて見つけた大木から感じるエネルギーがとても印象に残っています。

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